前回のコラム「『アメトーーク!』の二番煎じがテレビをダメにした、おしゃべり番組の罪と罰」の中で、「10代、20代の半数が『ほとんどテレビを見ていない』という実態がある」というデータについて触れました。そういう背景からすると、将来の職業として若者が放送局のアナウンサーに憧れる度合いは、昔よりは相対的に低くなっているのかもしれません。 それでも、今もアナウンサーの就職試験は難関です。東京の民放キー局で内定を勝ち取るのは容易なことではありません。どの放送局でもアナウンサー選考では、ニュース番組などのスタジオのセットを使って学生がさまざまな実演を行う「カメラテスト」が課されます。原稿読み、画面を見なが
AIの進化でアナウンサーも淘汰?旧態依然の採用戦略では人材を腐らせるだけだ
厳しくなるばかりの局アナ生存競争は他人事ではない
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