これは技能実習生の一次受入機関であり、現在「監理団体」と呼ばれている。こういった団体の間で利権ができあがっているのです。技能実習制度が続いている一つの背景に、この利権構造があります。 経営者が安い外国人労働者を得られるというばかりではなく、中間で斡旋する団体に利権が発生している。これが「一次受入機関」「監理団体」の実態です。 やがて、協同組合の専務理事が儲け始め、「これはいい」と雨後の筍のように協同組合が次々作られた時期がありました。 そして、現在は人材派遣の会社が監理団体として参入してくるようになりました。派遣会社が協同組合を作り、監理団体の認可を取って受け入れを行うのです。 政府と有識者会