新型コロナウイルス感染拡大に伴い、2020年5月に収入が減った中小企業・個人事業主らに現金を給付する「持続化給付金事業」が開始したことは記憶に新しいと思います。 この事業を委託していた団体が「一般社団法人サービスデザイン推進協議会」でした。委託とは、政府からお金をもらって事業を運営することです。 一般社団法人サービスデザイン推進協議会は、受託費769億円の97%の額に当たる749億円で事業を電通に再委託していました。さらに、電通も複数の企業に再々委託、再々委託先の企業も再々々委託いたことが発覚。最終的には九次下請け、500を超える企業がこの事業に関与していたことがわかりました。 サービスデザイ