前回(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/73405)に続き、2022年12月16日に閣議決定された「防衛3文書」(「国家安全保障戦略」「国家防衛戦略」「防衛力整備計画」)についてレビューを行っていきます。 前回、防衛3文書の特徴の1つとして挙げた安倍安保路線の継承は、3文書に頻出する「インド太平洋地域」という言葉に端的に表れています。 インド太平洋地域という言葉は、2013年制定の国家安全保障戦略において「アジア太平洋地域」として使われていたものが、今回の改定で置き換えられたものです。国家安全保障戦略には21カ所、国家防衛戦略には14カ所も登場します。
日本の防衛に一大変化、3文書で打ち出された「積極関与ドクトリン」とは
元幹部自衛官が読み解く防衛3文書の真の狙いと意義(後編)
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