東急電鉄がまず大井町線・田園都市線で「Q SEAT」の運行を開始したのは2018(平成30)年12月14日のこと。平日夜間に運転される大井町発長津田行き急行列車のうちの5本で、7両編成中の3号車を料金400円の座席指定車とし、大井町~たまプラーザ間で座席指定を実施した。 座席をロングシート(窓側を背に横並びで座るシート)からクロスシート(進行方向に向いて座るシート)へ随時転換できる車両を充当して、指定席車両にふさわしい居住性を確保している。東急は、全線が通勤・通学輸送を大きな使命とし、これまで有料特急などの運転とは無縁だっただけに、この新しいサービスの導入は利用者を驚かせた。 2020(令和2
実はそれほど儲からない?増え続ける通勤電車プレミアムシートの損得勘定
首都圏の各私鉄が相次ぎ導入する有料の座席指定サービスはどこまで広がるか
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