北朝鮮が日本海に向けて飛翔体を発射したのは1月5日のことだった。北朝鮮はこれを「極超音速ミサイル」として発表したが、韓国国防省関係者は否定している。奇しくも、同じ日の日本経済新聞の朝刊1面トップには『ミサイル防衛、対中抑止へ次世代技術 防衛省/レールガン、極超音速兵器を迎撃 日本の高度素材活用』という見出しが踊っていた。防衛省がミサイル防衛の立て直しに、迎撃ミサイルを使った現行システムの強化に加え、「レールガン」の実用化と敵基地攻撃能力を念頭にした長射程ミサイルを装備するという。