巨人の原辰徳監督が球団側と来季から新たに3年契約を結び、続投することになった。今季「日本一」か「リーグ3連覇」を達成すれば、これを花道に退任というシナリオもあったが、結果はリーグ3位で、クライマックスシリーズ敗退。思い描いたシナリオ通りにはならなかった。では、不本意な結果で終わった原体制が来季以降も続くのはなぜか。理由の一つには第二次監督時代の2015年のシーズン終了後、高橋由伸氏に監督のバトンを渡したときの苦い経験があるとされる。