大山と升田は戦後の1940年代後半から、頭角を現していった。ともに高みを目指す「同志」の間柄だった。しかし、両者が盤上で激しい勝負を繰り広げていくと、いつしか盤外でも対抗するようになり、いろいろな葛藤が生じた。