フランス議会、学校でスマートフォンなどの使用禁じる法案可決

フランスの職業訓練学校でスマートフォンを操作する生徒(2017年9月26日撮影)。(c)AFP PHOTO / PATRICK HERTZOG〔AFPBB News

 今や年間15億台近くが出荷されるスマートフォン。その台数規模は実にパソコンの5倍。プラットフォームで提供されるアプリやサービスなども含め、スマートフォンは巨大市場を形成している。

今年の出荷台数を下方修正

 しかし、ここ最近の市場動向を見ると、出荷台数の伸びが年々低下している。昨年(2017年)はついに、市場が本格的に始まって以来、初めての前年割れを記録。スマートフォン市場は今後も規模を縮小し、やがて衰退へと向かうのだろうか?(ドイツ・スタティスタのインフォグラフィックス

 米国の市場調査会社IDCの最新レポートによると、世界のスマートフォン出荷台数は、今年(2018年)も前年割れとなる見通しだ。

 昨年の出荷台数は、14億6500万台で、前年から0.3%減少した。これが今年は、14億5500万台となり、同0.7%減少するとIDCは見ている。同社は先のレポートで、今年の出荷台数が同0.2%減少すると予測していたが、今回、これを下方修正した。

(参考・関連記事)「今年はスマホ市場の回復見込めない?

「2019年以降は1桁台前半の伸びに回復」

 ただし、今年後半(7~12月)は、前年の同じ期間から1.1%増え、わずかながらもプラスに転じるとIDCは見ている。その後の2019年から2022年までは、1桁台前半の伸びで推移し、2022年には16億4600万台に達すると同社は予測している。

 IDCによると、今後市場を牽引していくのは、ディスプレーサイズが5.5インチ以上の大画面モデルという。

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 アップルが昨年11月に発売した旗艦モデル「iPhone X」はディスプレーサイズが5.8インチ。同じく昨年市場投入した、iPhone 8 Plusは5.5インチ。

 一方でiPhone 8のディスプレーは4.7インチ、iPhone SEは4インチ。これらはIDCが定義する「大画面モデル」の範疇には入らない。

 アップルは先ごろ、9月12日に、米カリフォルニア州の本社敷地内にある「スティーブ・ジョブズ・シアター」で、新製品発表イベントを開催することを明らかにした。

 当日、会場で何が発表されるのか明らかになっていないが、IDCは、アップルが3種類の新型iPhoneを発表すると予測している。

 同社の予測によると、そのうちの2モデルは、ディスプレーサイズが6インチ以上。アップルはこの2モデルを年内に市場投入すると見られ、これらが大画面、高アスペクト比スマートフォンの新たなトレンドを牽引し、市場の堅調な成長を後押ししていく、としている。

グーグル検索で見るiPhoneの人気度

 ただ、ドイツの調査会社スタティスタは、グーグル検索で、“iPhone”というキーワードが使われた回数が最も多かったのは、2012年9月だと指摘する(スタティスタのインフォグラフィックスGoogle Trends)。

 2012年9月は、「iPhone 5」が発表、発売された時期である。“iPhone”の検索は、この時をピークにして、おおむね右肩下がりで推移している。iPhone 5発表時の“iPhone”の人気度を100とした場合、昨年9月のiPhone X、iPhone 8発表時の人気度は73になる。

 iPhoneの新モデルに関する消費者の関心や話題の広がりは、かつてのような水準ではなくなったと、スタティスタは指摘している。