ドイツ人は、TTIP(環大西洋貿易投資パートナーシップ)によって、食品だけではなく、工業製品も薬品も労働基準も、すべての安全規制が緩くなることを懸念している。そのうえ、水道や学校や放送局などという、ドイツ人が公共の手に保ってきた分野を、アメリカ人が民営化するのではないかと、疑心暗鬼にもなっている。つまり、日本人がTPPについて心配している内容と酷似している。
米国が熱心に口説くほど疑心暗鬼になる日本とドイツ
ドイツで拡大する環大西洋貿易投資パートナーシップへの反対
2014.5.21(水)
川口マーン 惠美
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