「アルコールをトマトと一緒に摂ると、飲酒後の血中アルコール濃度が約30%低下します」――講師の説明に、セミナー参加者は思わず、身を乗り出した。 7月6日、大阪梅田のアサヒ ラボ・ガーデンではアサヒビールを傘下に持つアサヒグループホールディングスとカゴメの共催で「トマトとお酒のうれしい関係」というセミナーが開催された。梅雨が明け、よく冷えたビールやサワーが美味しい季節だが、夏バテ気味の身体に二日酔いはこたえるし、タプタプのビール腹は薄着の季節には少々、見苦しい――。夏の代表野菜であるトマトがその救世主となるならば、酒のみにとっては何とも心強い話だ。 この日、講師を務めたのはアサヒグループホールデ