2012年6月24日の日曜日。ソウルの東部にある江東区の大型スーパー「Eマート」には朝から買い物客が続々と詰め掛けた。この日、同店は区の条例に基づいて「強制休業」させられるはずだった。ところが、流通業者が起こした行政訴訟で2日前に「強制休業措置は不当」との判決が出て、急遽開業することができたのだ。