明るい話ばかりではなかった。これからの話をしているうちに、放射能の汚染問題に話が及ぶと、宮本さんの口が重くなったのだ。毎日のように、新しい魚が入ると、検査所へ持ち込んで調べている。「今のところ『検出せず』しか出ていないが、もし出たら、石巻の産地全体が敬遠されるのではと不安になる」と言う。
三陸の水産加工業、不安を抱えての操業再開
「基準値」以下でも消費者は放射能に敏感
2012.3.26(月)
高成田 享
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