IoT(Internet of Things)の最新ニュースや企業&ベンチャー事例(ケーススタディ)ほぼ毎日掲載

テクノロジー
2017.01.20

半数以上は求めてない? 完全自動運転の意外な調査結果
完全自動運転社会を待ち望んでいるヒトとは

BY

ものすごいスピードでIoT化が進む中、各自動車メーカーがしのぎを削りながら自動運転に関する技術開発をおこなっている。このような背景のもと、未来に向け、あらゆる人々が完全自動運転社会を待ち望んでいるのだろうと思いきや、先日意外な調査結果が発表された。

Gfkジャパンが国の自動車保有者1万2745人を対象に行った、コネクテッドカーに関するインターネット調査結果によると、人間が全く運転操作に関与しない完全自動運転が必要という人は、全体でなんと38%と半分を割っているのだ。

現在自動運転はドライバーの運転への関与度合いのもと、以下のように4段階に分けられている。

レベル1
【加速・操舵】:制動のいずれかの操作をシステムが行う状態
【実現するシステム】:安全運転支援システム

レベル2
【加速・操舵】:制動のうち複数の操作を一度にシステムが行う状態
【実現するシステム】:準自動走行システム(自動走行システム)

レベル3
【加速・操舵】:制動を全てシステムが行い、システムが要請した時のみドライバーが対応する状態
【実現するシステム】:準自動走行システム(自動走行システム)

レベル4
【加速・操舵】:制動を全てシステムが行い、ドライバーが全く関与しない状態
【実現するシステム】:完全自動走行システム(自動走行システム)

運転嫌いな人ほど完全自動運転を求めている

実用化されている自動ブレーキや車線維持などのレベル1、2については70%以上の人が必要と回答した。また、高速道路内などの限定された交通条件下での自動運転機能を有し、必要な時にはドライバーが操作するレベル3に関しては59%が必要とした。

調査結果を年代別に見た場合、60代以上はレベル1、2を必要とする人が80%以上、レベル3を必要とした人は67%に上っており、安全運転を支援する自動運転機能は高齢層の関心が高いことがわかってくる。

一方で、完全自動運転であるレベル4については世代間で大きな差は見られず、必要とした人はいずれの世代においても40%前後という結果となっている。ただし、運転の好きな人と嫌いな人に分けてみると、運転が嫌いな人ほど完全自動運転を必要と考える割合が高く、52%に達している。

今回の調査結果において、完全自動運転を求める人が少なかったのは、全ての操作をシステムに委ねることに対し、世代を問わず大きな不安を抱えているのが要因だ。実用化に向け、今後、システムの安全性を高め、消費者の理解を深めることが必要となるが、訴求にあたっては運転操作に消極的な層に目を向ける必要がありそうだ。

JBPRESS

あわせてお読みください

イノベーション

50万円が数千万円に。投資家に聞くビットコインの現状

ライフスタイル

高齢者の自動車事故はIoTで防止できる

イノベーション

自動車がタダになる?IT企業が一変させる自動車業界

シーメンスとSAS、エッジとクラウド対応のIoTソリューション分野で提携

AIやIoT、クラウドによる製造業のデジタル変革--マイクロソフトと製造3社の事例

コニカミノルタと日本MS、AI/IoTを使った業種特化サービス開発と外販で協業

住友ゴム、デジタルツールを用いたタイヤ管理ソリューションを展開 IoT開発企業2社と提携

パナソニック、MaaS社会を睨みIoT電動アシスト自転車の実証実験を開始

実証実験に必要なすべてが揃うプラットフォーム「イノベーションフィールド柏の葉」 | IT Leaders

2019年に本格化が予想されるIoT活用

パナソニック、IoT電動アシスト自転車の実証実験--スマホで開錠、GPSで追尾

コニカミノルタ、AIを活用したデジタル変革で日本マイクロソフトと協業 | IT Leaders

内訳まで詳解、なぜPoCから本格導入されたのは「たった4%」だったのか

IoT時代の無線化オフィス――最新技術でトラブル解決、パフォーマンス向上

東京建物ら3社、スマートビルディング実現に向けIoT活用環境整備を推進

Sigfoxで物流コストを削減、KCCSとホシデンが実証実験

IBC、IoTセキュリティ基盤「kusabi」の実証実験を支援するサービス

イノベーション

若い起業家の社会イノベーション、必要な支援は何か

【IoT時代の無線通信技術「LPWA」とは?】(第10回)メッシュ対応で最大300kbpsの「Wi-SUN HAN」【ネット新技術】

スマートビール:従来のビール醸造がインダストリー4.0に出会う時

「ライオンズ蒲田レジデンス」にスマートロック、AI管理人を導入--AI、IoTマンション販売開始へ

IoT技術でデータセンター管理を効率化――、シュナイダーエレクトリックの「EcoStruxure」

コンシューマが5Gに求める用途とは? 改めて考える5Gの意味:本田雅一のウィークリー5Gサマリー

記事ランキング

  • 直近1時間
  • 昨日

話題のキーワード

注目連載

あわせてお読みください

ライフスタイル

高齢者の自動車事故はIoTで防止できる

イノベーション

自動車がタダになる?IT企業が一変させる自動車業界

シーメンスとSAS、エッジとクラウド対応のIoTソリューション分野で提携

AIやIoT、クラウドによる製造業のデジタル変革--マイクロソフトと製造3社の事例

コニカミノルタと日本MS、AI/IoTを使った業種特化サービス開発と外販で協業

住友ゴム、デジタルツールを用いたタイヤ管理ソリューションを展開 IoT開発企業2社と提携

パナソニック、MaaS社会を睨みIoT電動アシスト自転車の実証実験を開始

実証実験に必要なすべてが揃うプラットフォーム「イノベーションフィールド柏の葉」 | IT Leaders

2019年に本格化が予想されるIoT活用

パナソニック、IoT電動アシスト自転車の実証実験--スマホで開錠、GPSで追尾

コニカミノルタ、AIを活用したデジタル変革で日本マイクロソフトと協業 | IT Leaders

内訳まで詳解、なぜPoCから本格導入されたのは「たった4%」だったのか

IoT時代の無線化オフィス――最新技術でトラブル解決、パフォーマンス向上

東京建物ら3社、スマートビルディング実現に向けIoT活用環境整備を推進

Sigfoxで物流コストを削減、KCCSとホシデンが実証実験

IBC、IoTセキュリティ基盤「kusabi」の実証実験を支援するサービス

イノベーション

若い起業家の社会イノベーション、必要な支援は何か

【IoT時代の無線通信技術「LPWA」とは?】(第10回)メッシュ対応で最大300kbpsの「Wi-SUN HAN」【ネット新技術】

スマートビール:従来のビール醸造がインダストリー4.0に出会う時

「ライオンズ蒲田レジデンス」にスマートロック、AI管理人を導入--AI、IoTマンション販売開始へ

IoT技術でデータセンター管理を効率化――、シュナイダーエレクトリックの「EcoStruxure」

コンシューマが5Gに求める用途とは? 改めて考える5Gの意味:本田雅一のウィークリー5Gサマリー

IoTニュース

シーメンスとSAS、エッジとクラウド対応のIoTソリューション分野で提携
AIやIoT、クラウドによる製造業のデジタル変革--マイクロソフトと製造3社の事例
コニカミノルタと日本MS、AI/IoTを使った業種特化サービス開発と外販で協業
住友ゴム、デジタルツールを用いたタイヤ管理ソリューションを展開 IoT開発企業2社と提携
パナソニック、MaaS社会を睨みIoT電動アシスト自転車の実証実験を開始
実証実験に必要なすべてが揃うプラットフォーム「イノベーションフィールド柏の葉」 | IT Leaders
2019年に本格化が予想されるIoT活用
パナソニック、IoT電動アシスト自転車の実証実験--スマホで開錠、GPSで追尾
コニカミノルタ、AIを活用したデジタル変革で日本マイクロソフトと協業 | IT Leaders
内訳まで詳解、なぜPoCから本格導入されたのは「たった4%」だったのか
IoT時代の無線化オフィス――最新技術でトラブル解決、パフォーマンス向上
東京建物ら3社、スマートビルディング実現に向けIoT活用環境整備を推進
Sigfoxで物流コストを削減、KCCSとホシデンが実証実験
IBC、IoTセキュリティ基盤「kusabi」の実証実験を支援するサービス
【IoT時代の無線通信技術「LPWA」とは?】(第10回)メッシュ対応で最大300kbpsの「Wi-SUN HAN」【ネット新技術】
スマートビール:従来のビール醸造がインダストリー4.0に出会う時

IoTニュース”は、Mynd Engineを活用して、世の中のIoT関連の記事をまとめさせていただき、ご紹介させていただきます。