福島第一原発事故の賠償問題の審議が、国会でも始まった。政府の決めた「賠償スキーム」は東京電力を救済して株主を守る一方、枝野幸男官房長官が銀行に債権放棄を求めるなど支離滅裂だが、実は根本問題がまだはっきりしていない。それは東電が本当に100%賠償責任を負うべきなのかという問題だ。
国は東電をスケープゴートにして逃げるのか
8兆円の賠償金が狙われる「たかり」と無責任の構造
2011.5.25(水)
池田信夫
ここからは、JBpress Premium 限定です。
カンタン登録!続けて記事をお読みください。詳細はこちら