米国は何十年もの間、友好国の側に立ち、敵対的な国々を抑止してきた。その確固たる姿勢が、今まさにひっくり返りつつある。 ドナルド・トランプ大統領が同盟国に高圧的な政策を取る一方で、敵対する国々と取引をしようとしているからだ。 3月3日にウクライナへの支援をすべて凍結した後、ウクライナが30日間の停戦に原則的に同意したことを受けて支援を再開した。 この停戦案を受け入れるようホワイトハウスがどの程度強くロシアのウラジーミル・プーチン大統領に圧力をかけるかは定かでない。 同じ日に、トランプ氏は短時間ながらカナダの関税率をさらに引き上げた。これを見たマーク・カーニー新首相は、略奪的な米国が「我らの水、我