110万人もの人々がナチスに虐殺されたアウシュヴィッツ強制収容所が解放されてから、27日で80年を迎えた。収容所跡地では追悼式典が開かれ、当時を生き抜いた50人あまりの人たちが惨事を二度と繰り返さないようにと、悲痛な思いを訴えた。 式典に出席したトーヴァ・フリードマンさん(86)は、解放当時わずか6歳半だった。生存者の高齢化により当時を知る生き証人が減少していく中で、在米のフリードマンさんは孫の手を借りながら、TikTokで自らの体験を語り継いでいる。 その中では、5歳で収容された何の罪もないフリードマンさんが髪を刈られ、今も腕に残る番号を刺青されたことも語られている。その日から名前を奪われ「