食用コイの生産量日本一を誇る福島県郡山市の議会で2024年12月、市の機構改編に関する条例案が可決され、市の部署から「鯉係」が消滅することになりました。「鯉係」は2015年にスタート。地元特産品の振興などを図る自治体の部署名にその品名を充てる先駆けとなり、同じ福島県内でも喜多方市の「喜多方ラーメン課」や田村市の「昆虫課」が追随していました。 その「鯉係」廃止を含む条例案の審議は、市議会(定数38)で議論百出だったようです。保守派の最大会派の賛否は、ほぼ真っ二つ。本会議の採決でも賛成21、反対16と同市議会としては僅差でした。 市の機構改編は、国レベルでは省庁再編と同じようなものです。市の機構は
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2025.1.30(木)
フロントラインプレス