花田さんは文藝春秋を退社した後に朝日新聞に行き、角川書店に行き、宣伝会議に行き、そこを離れた後にワックの鈴木社長から「保守雑誌を作りたい」と声をかけられ『WiLL』の立ち上げに至りました。「文藝春秋を目指す」というのが2人の目標でした。 その頃の私は社会人2年目のシステムエンジニア(SE)でした。もともと保守系雑誌を好んで読んでいましたが、『WiLL』という新しい雑誌が出たと知り、4号目から読み始め、それまで読んでいた『諸君!』や『正論』より若者向けで、自分にぴったりだと感じていました。 やがて花田編集長が「マスコミの学校」を始めました。これは宣伝会議で花田さんが手がけていたライター育成講座を
「右翼でもないのに右翼雑誌に見えるものを作っている」月刊『Hanada』編集部をなぜ私は去ったのか
【著者に聞く】『「“右翼”雑誌」の舞台裏』の梶原麻衣子が語る、月刊『Hanada』の知られざる本質
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