日本のプロ野球・ロッテから米大リーグ移籍を目指す佐々木朗希投手の争奪戦が本格的に幕を開けた。米テキサス州ダラスで開催された、メジャーの球団幹部や代理人ら関係者が一堂に会したウインターミーティングで取材に応じた代理人のジョエル・ウルフ氏によれば、20球団以上が接触してきたという。 人気殺到の背景は実力だけではない。佐々木投手はポスティングシステムを利用した移籍で「25歳ルール」の対象選手のため「お買い得」だからだ。25歳ルールでは25歳未満かプロ6年未満の海外選手はマイナー契約しか結べず、契約金や年俸が制限される。佐々木投手は23歳だ。 今回の争奪戦で球団側は、獲得資金という金銭面で他球団と「差