来年(2025年)1月20日(現地時間)にアメリカで始動する第2次トランプ政権。トランプ氏は大統領就任を待たず、前倒しでウクライナ侵略戦争の停戦に動き出すと意気込んでいる。 対するロシアのプーチン大統領も、停戦交渉を見込み、少しでも有利になろうと策を練っているはずだが、中でも「占領地の駆け込み拡張」は最重要テーマだろう。 停戦ライン(軍事境界線)は、その時点の戦線をベースに設定されるのが一般的だ。つまり停戦交渉妥結の直前まで、なりふり構わず攻勢を仕掛け、前線を1ミリでも相手側に押しやり、ウクライナの領土を1平方メートルでも多く占領した方が得だとプーチン氏は考えるだろう。 朝鮮戦争(1950~5
北朝鮮の“骨董品”もないよりはまし、「トランプ停戦」前の占領地駆け込み拡張でプーチンを悩ませる戦車不足
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