DCは企業年金の一種で、退職金や年金の原資として企業が出した拠出金(掛け金)を従業員が運用していく制度だ。確定給付年金(DB)はこの運用リスクを企業が負う形で将来の給付額が約束されているが、DCは運用次第で変わる。 iDeCoはDCの個人版で、20歳以上65歳未満の人が加入できる。利用者は自分で金融機関に専用口座を開設し、金融商品を選んで拠出金を運用する仕組みだ。60歳以降に拠出金と運用益の合計額を老齢給付金として受け取れる。 月々の拠出金は5000円以上1000円単位で設定可能だが、職業や企業年金の加入状況によって限度額が設定されている。最も高いのは自営業者やフリーランス、学生などで月額6万
新NISAに続き、iDeCoもブームに?岸田前首相らの提言で拠出枠の拡大目指すも若者やシニアは要注意
節税効果では新NISAを上回るが、メリット・デメリットの見極め必要
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