選挙前後は久しぶりにかなり忙しかった。一日いくつもの取材やコメント取り、メディア出演を受け、新聞の受け止め原稿を用意した。 筆者のように政治とメディアの研究を専門にしながら、政策全般について、選挙についてもそれなりに詳しいが、しかし政治学者ではなく社会学者であり、現代政治の評論やコメンテーターも生業とするといういまでは流石に日本のメディアでも絶滅危惧種だが、それでもお座敷がかかるというのは有り難いというほかない。 結局は「お座敷がかかってなんぼ」だからである。 首班指名も終わって第2次石破政権が発足し、およそ30年ぶりに予算委員会委員長を野党議員が獲得したことに代表されるように17の常任委員会
驚くほど無策な新聞業界と、報道を捨てたテレビ情報番組に思う…新聞・テレビが「マスメディア」でなくなる日
【西田亮介の週刊時評】メディア不信とニュース離れは案外早い時期に訪れるのではないだろうか
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