フィギュアスケート男子で五輪2連覇を果たしたプロスケーター、羽生結弦さんが15日、被災地への思いと祈りを込めて、石川・金沢市内で開催された「能登半島地震復興支援チャリティー演技会」に出演した。 実はこの演技会では、会場リンク内に演出のための照明を設けなかった。こだわったのは演技の魅せ方ではなく、制作費を抑えて収益を最大化することだった。チャリティーの目的に忠実でありたいとの羽生さんの思いがあった。 まばゆいスポットライトがなくても関係なかった。なぜなら、羽生さんや仲間のスケーターには、外付けの演出がなくても、真に磨き上げてきた技術と表現力があったからだ。「能登のためにできることはありませんか」
羽生結弦さん、「会場照明のみ」で圧巻の「春よ、来い」舞う…「3・11」から一貫してこだわるチャリティー精神
羽生結弦さんが“能登チャリティー演技会”に込めた思い(後編)
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