年々、平均気温が上昇している日本の夏。2024年7月7日に早くも静岡市で最高気温40.0℃を観測するなど、厳しい猛暑が日本列島を襲っている。 猛暑のなか気をつけたいのが、食品の保管だ。なかには常温保存が可能なものもあるが、SNSでは「常温」という表現そのものに疑問を呈する人たちの声がみられる。「これだけ暑いと『常温保存』って言われるものの概念が変わりそう」「本当に常温で置いておいていいのか悩む」 確かに、その通りだ。 日本の夏は多くの地域で、気温とともに湿度も高い。「そもそも食品や飲料に記されている『常温』が想定しているのは、これほど暑い環境じゃないのでは…?」と常温保存の前提条件を気にする人