国民の5人に1人が後期高齢者(75歳以上)を迎える2025年。そんな超高齢化社会が進行する中で、危機的な状況が現実となりつつある。高齢者の犯罪が頻発しているのだ。80代の男性の不同意わいせつ容疑、88歳と70歳の男性コンビによる空き家窃盗など連日のようにシルバー犯罪が報じられている。団塊世代が後期高齢者に突入する中、超高齢者犯罪の実態はどうなっているのか。そして、その背景には何があるのか──。ジャーナリストの山田稔氏が探った。 総人口1億2396万人の約3人に1人を高齢者が占める日本社会。その内情は「65歳以上3626万人(29.2%)」「75歳以上2062万人(16.6%)」「85歳以上67
《2025年問題の衝撃⑤》窃盗からわいせつまで「超高齢者犯罪」が頻発するシルバー危機社会の深刻度
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