ロシア(露)近・現代史においてロシアが負けた戦争は2つあります。 クリミア戦争(1853~56年)とソ連・アフガン戦争(1979年12月~99年2月)です。 この2つの敗戦に共通している点は開戦者と終戦(敗戦)者が異なることです。 クリミア戦争は皇帝ニコライ1世が開戦、皇帝アレクサンドル2世が終戦(敗戦)。 アフガン戦争はブレジネフ書記長が開戦、ゴルバチョフ書記長が終戦(敗戦)。 この史実から演繹されることは、プーチン・ゼレンスキーがいる限り、終戦の形は見えてこないだろうということになります。 第三国からの停戦交渉圧力以外、戦争当事国の指導者は敗戦を認めないでしょう。 ロシア軍が2022年2月