「3つの外患」その1は、安全保障の「守り神」である米国の“もしトラ”もささやかれる大統領選でどういう結論を下すかだ。 台湾海峡で中国の軍事圧力が高まる中、沖縄やフィリピン、グアムなどに軍事拠点を展開する米国のプレゼンスは、台湾にとり生死を分ける重大な意味を持つ。安全保障の守り神である米国で、11月5日に投開票される大統領選挙まで、5カ月を切った。 5月30日、前大統領のトランプが不正な会計処理による罪に問われたニューヨーク州での裁判で、12人の陪審員は34すべての罪状について有罪評決を下した。刑事裁判で大統領経験者が有罪となったのは初めて。トランプには逆風が吹いている。 だが、米政治ニュースサイ
頼清徳総統の対日認識は良好も政権内部に日台関係を支える人材は乏しい 李登輝世代に頼ってきた日本にも努力が必要
【後編】台湾が直面している「3つの内憂」と「3つの外患」
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