米国や台湾に関連する攻撃的投稿をSNS上で展開するなど“戦狼外交官”として知られる中国の駐大阪総領事・薛剣氏の“書簡”が物議を醸している。5月20日の台湾の総統就任式に出席した日本の国会議員に、「『台湾独立』分裂勢力の肩を持ち…」「越えてはならないレッドライン」などと日台交流をけん制する脅迫状まがいの抗議文を郵送していたことが明らかになったのだ。 薛氏の“側近”が中国当局に身柄拘束されたと目されるなか、関西華僑社会では「反王毅派である薛氏の足元も揺らいでいる」との憶測も流れはじめている。「薛氏は過激な言動をとることで、台湾問題に敏感な習近平指導部への忖度を示し、生き残りをはかろうとしている」と
「越えてはならないレッドライン」中国総領事が台湾総統就任式に出席の国会議員に送った猛烈抗議書簡
戦狼外交官の過激発信の背後にチラつく習近平氏一強・恐怖政治の影
Premium会員登録のご案内
Premium会員の特典
- プレミアム限定の記事配信
- プレミアム専用記事レイアウト
- 印刷に最適な画面提供