いつの時代もプロ野球ファンを魅了してやまないホームランバッター。しかもこれまで遠い存在だったメジャーリーグ(MLB)の舞台で「本塁打王」を獲得した大谷翔平は、名実ともにMLBの頂点に立ち、現在もホームランを量産している。その偉業の対価は「10年7億ドル」という巨額の年俸にも表れている。これまでアメリカン・ドリームをつかんだMLBの名選手たちは、一体どれだけの報酬を手にしてきたのだろうか。(*)本稿は『大谷翔平とホームラン』(AKI猪瀬著/KADOKAWA)の一部を抜粋・編集したものです。 25年以上、MLBに関わる仕事をしてきたが、「日本人選手がホームラン王を獲得する」とは、夢にも思っていなか