ポーランドのドゥダ大統領は22日、北大西洋条約機構(NATO)が東部強化のためポーランドに核配備を行うと決定した場合、受け入れる用意があると表明した。 ロシアが隣国のベラルーシに戦術核兵器を配備し、ポーランドやリトアニアと国境を接するロシア領カリーニングラードには核兵器搭載可能なミサイルを配備したことなどに対抗する措置とみられる。ドゥダ氏はポーランドの日刊紙「ファクト」との22日付インタビューで「我々はNATO同盟国であり、この点からも義務を負う」と話した。 現状ではポーランドは核保有国ではなく、米国も同国に核兵器を配備していない。だがポーランドは昨年、NATOの核共有計画への参加希望を表明。