今度は亜細亜大学の中国人教授が、中国に一時帰国したまま所在不明となっていることが4月22日までに関係者らの証言で明らかになった。 消息不明となっているのは、亜細亜大学都市創造学部都市創造学科で国際法や政治学などを受け持っている范雲濤教授(61)である。 取材を進めると、同教授は中国の国政助言機関、人民政治協商会議(政協)の王滬寧主席とパイプがあることや、日本の学生を対象にした中国の“プロパガンダ事業”活動歴、また家族が警察とトラブルになった問題などが関係者らの証言で新たに浮上した。それらの行動のいずれかが中国当局から問題視された可能性も指摘されている。 日本在住の中国人研究者としては、今年3月