春の訪れを告げるセンバツ高校野球が始まる。 出場校で注目されるのは、能登半島の輪島に学校がある日本航空石川の選出であろう。被災地の方々に励ましを与えられるという選考理由もあり、昨秋の明治神宮記念大会で同じ石川県の星稜高校が優勝し、自動的にセンバツ出場の出場権を得ていたこともあり、石川県から2校が選出された。 ただ、野球強豪校にありがちな話ではあるが、日本航空石川には地元石川県出身の選手がほとんどいないのが現実であり、それが寂しいという声も地元では上がっている。 そうした中で筆者が注目しているのは和歌山県から選出された県立耐久高校と県立田辺高校の公立2校である。 耐久高校は春夏を通じて初の甲子園
センバツ開幕、和歌山から「耐久」「田辺」の公立高校2校出場の快挙
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