北野武監督をはじめ、映画監督を務めるお笑い芸人は少なくない。松本人志や太田光、品川ヒロシ、劇団ひとり、バカリズム、板尾創路や木村祐一もそう。 この度、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之が監督デビューを飾った。が、これまでの芸人監督とはどうやら事情が違うようである。当初、塙は監督の話に乗り気ではなかったという。 彼が監督した映画『漫才協会 THE MOVIE 舞台の上の懲りない面々』はドキュメンタリー。脚本を書いて、監督するのではなく、いろんな人に密着して、漫才協会にはこんな人がいるんだということを知ってほしい。そこには彼の漫才協会7代目会長としての自負がある。 彼が史上最年少で漫才協会の理事に就任し