中国株を保有する投資家は今年に入り、身の毛もよだつほど恐ろしい展開に見舞われている。 米国ではS&P500株価指数が史上最高値を更新しているのに、中国と香港の株式市場では1月だけで1兆5000億ドルもの時価総額が吹き飛んだ。 個人投資家はそのいら立ちを中国のソーシャルメディアにぶちまけている。 伝えられるところによれば、その下落ぶりがあまりに激しかったために、習近平国家主席は2月6日に部下から説明を受けた。 その翌日には、中国の証券監督当局のトップ、易会満氏が更迭された。 国有企業が株を買い始めると、株価は少し回復した。今後数日間でさらに上昇する可能性もある。 しかし、一歩後ろに下がって見回せ