今年11月の米大統領選挙でのドナルド・トランプの勝利とジョー・バイデンの勝利の違いが米国の未来を決めるかもしれない。 だが、論理的に言って当然、バイデン再選が米国の政治的な病に終止符を打つわけではない。 バイデンの勝利は恐らく僅差になり、トランプからは「盗まれた」選挙と呼ばれ、議会上院で民主党多数が失われる結果を伴うだろう。 さらなる膠着状態と奮闘しながら2期目に入る年老いたバイデンが共和党の熱を下げられると考えるのは、かなり無理がある。 2028年へのカウントダウンが始まる頃、米国が今日の恐怖感を再び経験している確率はそれなりに高い。 これが10か月後に米国の有権者が直面する選択肢だ。状況は