2019年以降、長期金利の上昇を受けて固定金利型住宅ローンの金利が上昇する一方、変動金利型は超低金利が続いてきたが、2024年になっていよいよ変動型の住宅ローンの金利が上がるのではないかという観測が強まっている。これから住宅ローンの利用を考えている人も、すでに変動型を利用している人も、金利上昇への対応が求められることになりそうだ。いったいどうすればいいのか、住宅ジャーナリストの山下和之氏が解説する。(JBpress編集部) 住宅ローンには大きく分けると、市中の金利動向にかかわらず金利が変わらない固定金利型と、市中の金利動向によって適用金利が変わる変動金利型がある。固定型は長期金利に連動し、変動