台湾総統選が円満に終了し、中国・習近平国家主席が最も嫌う自称「実務的台湾独立工作者」の頼清徳が総統に選ばれた。5月20日に就任式が予定され、8年続いた民進党政権はさらに4年、計12年続くことになる。この状況を習近平は果たして黙って見ているだけなのか。 世界が中国の出方を見守る中で、1月15日の上海東方衛視の討論番組「これぞ中国(这就是中国)」が、チャイナウォッチャーたちの間でちょっと話題になった。タカ派軍人論客で知られる羅援退役少将と復旦大学中国研究院の張維為院長が番組中、はっきり「最悪の心づもり(最壊的打算)」に言及したからだ。彼らは「最悪の心づもり」で、何をしようというのだろうか。 この番
中国が台湾への恫喝を開始、習近平の代弁者が語った「最悪の心づもり」の中身
米中戦争は「ありえない」が台湾との「戦争は恐れず」、南・東シナ海では「必ず勝利」
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