1月19日、国民生活産業・消費者団体連合会(生団連)は、東京都港区の品川インターシティホールで第1回のシンポジウムを開催した。 題目は「国家財政の見える化実現に向けて~先の見えない国家財政・・・私たちはどう向き合えばよいのか?」。 広い会場にもかかわらず生団連関係者が数多く集まり、ほぼすべての席が埋まっていた。国家財政に対する危機意識の高さがうかがわれる。 シンポジウムは4人の基調講演とパネルディスカッションからなり、まず生団連会長の小川賢太郎ゼンショーホールディングス会長兼社長が、歯止めの利かない歳出増に強い危機感を示した。「日本の政治は巨大なバラマキ機関に成り下がっている。このままでは財政