この声明の中で、日本政府は中華人民共和国政府が中国の唯一の合法政府であることを承認。中国も、同声明で台湾が自身の領土の不可分の一部であることを表明しています。 この表明に対し、日本政府は中国政府の立場を十分理解し、尊重する立場を堅持するという姿勢を打ち出しました。この共同声明を再確認するかたちで、6年後の1978年には両国は日中平和友好条約に署名調印、批准されました。つまり、日本は「台湾は中国という国家の一部である」ということを「十分に理解し、尊重」しなければならないということです。 同様に、米国も1972年にニクソン大統領(当時)と毛沢東主席(当時)の会談で米中共同声明(上海コミュニケ)を発