韓国の政界に衝撃が走っている。国会議員選挙まで3カ月となったいま、韓国最大野党「共に民主党」が分裂し始めたからだ。 1月11日、文在寅(ムン・ジェイン)前大統領時代に首相を務め、共に民主党内でナンバー2の力を持つと言われていた李洛淵(イ・ナギョン)元代表がソウル市汝矣島の国会議事堂で記者会見を行い、離党を宣言した。東京駐在経験もある知日派とされ、金大中、盧武鉉、文在寅といった共に民主党出身の歴代大統領の系列を受け継ぐ。同氏の離党宣言は、文在寅前大統領と距離をとってきた李在明(イ・ジェミョン)代表との決別宣言である。 李在明代表はこれまで事あるごとに日本を批判してきた。福島第1原子力発電所の処理
韓国野党分裂で第三極、「カワイイ」好き若者がカギ握り日韓関係は好転する?
政治につきまとう「黒い影」、旧来の権威に嫌悪感抱くMZ世代は新党を支えるか
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