最初の東京オリンピックが開催された昭和39年(1964)に生まれた方は、今年(2024年)で満60歳、還暦を迎えます。還暦以上の方にとって淡谷のり子という存在は、おそらく「貫禄があって少々近寄り難く、両手を前に組みながら微動だにせず裏声で懐メロを歌う、長い付けまつげのおばさん」といった印象かもしれません。 これは私が10代だった頃(昭和40年前後)、東京12チャンネルで放送されていた『なつかしの歌声』で淡谷のり子を目にしていたときの印象でもあるのですが。 その後、『全日本歌謡選手権』や『ものまね王座決定戦』などの番組で、審査員として辛辣なコメントを発する歌謡界のご意見番として知名度は全国区とな
朝ドラ、茨田りつ子のモデル・淡谷のり子「ブルースの女王」という称号の正体
朝ドラ『ブギウギ』茨田りつ子のモデル・淡谷のり子の人生美学(1)
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