今回ご相談にやってきたのは、40代のパート主婦B子さん。会社員の夫と中学生の娘さんの3人家族です。B子さんは、当初、夫の扶養の枠内で働くつもりでしたが、たびたび残業することになり、いつしか扶養の範囲を超えて働いていたそうです。でも、B子さんは「どうせバレないだろう」と扶養の範囲を超えたことを夫に報告せずに放置していました。ところが夫の会社にバレてしまい、夫はB子さんに激怒。夫の手取りも減る上に、B子さんも未払いだった税金や社会保険料、医療費などを一気に支払うことに。お子さんの教育費のこともあり、今後の家計を立て直すべく、ご相談にいらっしゃいました。 そもそも扶養とは、経済的な事情で「自力で生活