9月23日、世田谷山観音寺(東京都)境内にある特攻観音堂で、大東亜戦争で散華した特攻隊員の年次法要が行われ、筆者は案内などのボランティアで参加した。 十余年前にインタビューをしたことがあり、100歳を超えられた今も「産経新聞」などで健筆を奮っておられる千玄室大宗匠(特攻隊員で裏千家前宗匠)が参列されることを知り嬉しさが込み上げてきた。 式典は好天に恵まれ、藪蚊もさして問題にならず国歌斉唱に始まって予定通りに進んだ。 そうした中で大東亜戦争、中でも慰霊法要の対象になっている特攻とは何であったのかなど想いは尽きなかった。 そして現在に思いを馳せた時、「危険を顧みず、身をもって」と宣誓している自衛隊
現代にも生き続けている「特攻」、兵隊使い捨てはロシアだけにあらず
日本の現行法体系は「国民の犠牲」が前提、有事には悲惨な結果に
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