今回は、今年のノーベル賞解説で一番リクエストの多かった「mRNAワクチン」を取り上げます。 2023年のノーベル医学生理学賞は新型コロナウイルスワクチンの開発に決定的な威力を発揮したmRNAワクチン技術の確立者、ドイツのビオンテック社顧問で米ペンシルベニア大学のカタリン・カリコ客員教授(68)と、同大学のドリュー・ワイスマン教授(64)に贈られました。 ノーベル賞主催者側のカロリンスカ研究所は「全世界で130億回も投与され、何百万人もの命を救った。社会が通常に戻ることを可能にした」と受賞業績を評価しています。 130億というのは、地球上の全人類人口の2倍近い凄まじい数です。 他方、現在も日本国
mRNAワクチンにノーベル賞が贈られた理由と日本の大問題
今年のノーベル賞を分かりやすく解説:最後の一藁問題とは
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