ロシアのウクライナ侵攻から1年半以上が過ぎ、泥沼の状況が続いている。米国、EUなど西側各国は、ウクライナ支援とともにロシアに厳しい経済制裁を実施してきたが、ロシア経済はいまだにぐらつく気配がない。 ルーブルは下落しているものの原油高、軍需物資を中心とする特需などで2023年の国内経済見通しはプラス成長だという。そんなロシア経済と密接な関係にある日本。農林水産物、輸送機器など経済制裁の間隙をつく形で、侵攻前同様の取引が続いている「キラーコンテンツ」も少なくない。最新事情を検証した。 まずは日ロ貿易の最新状況をチェックしよう。2023年上半期のデータによると、輸出は2399億800万円で前年同期比
経済制裁が続いても需要が落ちない「対ロシア貿易」の意外な人気品目とは
中古車輸出は激減しても、エネルギー、穀物、水産資源の対ロ依存は変わらず
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