10月14日、正月恒例「箱根駅伝」の出場権をかけた予選会が行われる。記念すべき100回目となる本大会の優勝候補の筆頭は連覇を狙う駒澤大学だが、ここまで駒澤を強いチームに育て上げたのが、2022年度の大学3大駅伝(出雲、全日本、箱根)で3冠を達成して勇退した大八木弘明監督(現総監督)である。かつては“鬼監督”として知られた大八木氏の変貌ぶりが一時低迷するチームを再び蘇らせた、との評価がもっぱらだが、いったい大学駅伝の「名将」にどんな心境の変化があったのか──。(*)本稿は『箱根駅伝に魅せられて』(生島淳著/角川新書)の一部を抜粋・再編集したものです。 駒澤大学の大八木弘明監督に初めて一対一でイン
箱根駅伝名将、駒澤・大八木監督はなぜトップダウンから対話型に変身したのか
選手の丸刈り規則をやめ、表現力の豊かさを武器に変えた「駒大の青学化」
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