盛山文科相は10月3日の記者会見で、旧統一教会に対する解散命令請求について「客観的な事実を明らかにした上で最終的な判断を行うための対応を進めているところ」と述べた。報道各社は9月30日、政府は旧統一教会に対する解散命令請求に向けた最終調整に入り、早ければ10月12日にも文部科学省宗教法人審議会が開かれると報じている。 霊感商法による多額の献金で家族が無惨に引き裂かれるなど、旧統一教会を巡る様々な問題は昨夏の安倍晋三元首相銃撃事件をきっかけに大きな注目を集めてきた*1。実行犯である山上徹也被告は逮捕直後から旧統一教会へのうらみを犯行動機として語っている。安倍氏および祖父の岸信介元首相や自民党など