日本政府観光局(JNTO)のデータによれば、訪日客数は2000年代後半に年間700万人前後で推移していたが、2010年代に入ると急速に増加した。 2013年には年間で1000万人台を突破。2015年には1900万人台となり、年間1600万人台で推移していた出国日本人数を超えた。2016年には2000万人台、2018年には3000万人台を突破している。 訪日客数が急速に増加した背景としては、アジア諸国の経済成長、アベノミクス後の円安進行、ビザ免除など日本への入国規制の緩和、格安航空会社(LCC)の就航便数増など複合的な要因が挙げられるが、根本的には、アジア諸国の経済成長の影響が大きいだろう。 世
2019年比の8割程度まで回復したインバウンド、まだ期待できる回復余地
福島第一原発の処理水海洋放出の影響は軽微だが、最大の問題は供給懸念
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