久山に残された自然環境という資産。それを未来につなげるために、久山町ではさまざまなプロジェクトが進んでいる。例えば、CO2吸収の「見える化」による農作物の付加価値向上だ。 久山町はソフトバンクと共同で、「e-kakashi(イーカカシ)」と呼ばれるセンサーを町内の田んぼに設置している。それぞれの場所の気温や湿度、日射量、CO2吸収量などを可視化することが目的だ。そのデータは、町役場に設置されたディスプレイで常時、公開されている。 もっとも、データの可視化は、あくまでもプロジェクトの第一段階に過ぎない。今後は、データとして表れるCO2吸収量をカーボンクレジットとして国内外の需要家に販売すると同時
超有名「久山町研究」はなぜ生まれた?過去の資産を進化させ続ける久山の挑戦
福岡・博多のお隣なのに懐かしい里山、誰もが住みたい「久山町の研究」(3)
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